2012年7月8日日曜日

Moratorium Pants「髪をかきあげる」(千本桜ホール)

Moratorium Pants「髪をかきあげる」(千本桜ホール)

せつなさが沁みる作品なのか、学生とOL、夫婦、学生、それぞれが絡みつつ。よくわからんでしたが。前さんのゆったり、渡辺のりりしさが印象。アフターイベントは38mmなぐりーずでしたわ。



作: 鈴江俊郎
演出: 橋本昭博

CAST

渡辺えりの mp
橋本昭博 mp
佐山花織 mp

本山 三火
中 泰雅(劇団イノコリ)

前有佳(年年有魚/海ガメのゴサン)
林周一(風煉ダンス/劇団ポニーズ)

2012年7月7日土曜日

まごころ18番勝負「錯惑の機序、或いはn質点系の自由度 The Slight Light Like Sleight of Hand.」(王子小劇場)

まごころ18番勝負「錯惑の機序、或いはn質点系の自由度 The Slight Light Like Sleight of Hand.」(王子小劇場)

本格ミステリー、密室、マジシャン、、、、。確かに飽きさせずに、観客をひっぱていく構成である。ただ王子小劇場が推しているのそこなのかなぁ。演技的にはまだまだかと思われることから、なにかミステリーを超える大オチがあるのでは?という期待が最後まであったのだが。あぁシベ少のトラウマだな。

CAST

稲村 優奈(ATプロダクション)
大久保 藍子
小田 久史(アーツビジョン)
川原 元幸(ベストポジション)
榊原 仁
さこう ひとみ
鈴木 健太
中村 豆千代
簗木 由貴
ゆきを

2012年6月24日日曜日

mimimal「狐狗狸狐狸九二錠の1/2」(新宿眼科画廊)

mimimal「狐狗狸狐狸九二錠の1/2」(新宿眼科画廊)

震災を描いているようだ、ようだとしかいえない。 狐とセーラー服が出てくるので、アングラのなのかのもしれない(訳はない)。手持ちライティングと、箱の被りものと衣装と音と、実験的ではあるが、HPを見る限り毎回かもしれない。わからなくてもいいのだが2時間はつらいので短くしてほしい。


【脚本・演出】
増村啓悟


【出演】
森脇司
井上ゆみ(ダブルアップエンターテインメント)
アワヤ鮎美
加藤なぎさ
宮地真理子
関岡沙穂
真下由美

【制作】
宇都宮千陽

【音響】
内田梢

【美術協力】
遠藤健太郎、新村光央

【演出助手】
今岡航太

2012年6月21日木曜日

サスペンデッツ「GO HOME」(吉祥寺シアター)

サスペンデッツ「GO HOME」(吉祥寺シアター)

のんだくれの暴力父親の息子、その生まれから死までを生まれた川に戻る鮭になぞらえ。昭和感たっぷりの題材、シーン満載である。わかりやすく懐かしい、そして母は強し、やはり昭和。


作・演出

早船聡
出演

伊藤総 / 佐藤銀平 / 佐野陽一

鈴木理保 / 橘麦 / 間瀬英正

新田めぐみ / 千葉沙織 / 白州本樹

2012年6月16日土曜日

五反田団「宮本武蔵」(三鷹市芸術文化センター星のホール)

五反田団「宮本武蔵」(三鷹市芸術文化センター星のホール)


時代劇、いつもの五反田団風なのだが締まって見えるのだ。あまりに人間くさすぎる登場人物と、剣聖とのギャップが軽ーく表現されている。2時間弱とここにしては長めなので多少だれるけどね。

<作・演出> 前田司郎

<出演>
大山雄史 
小河原康二(青年団)
荻野友里(青年団)
金子岳憲 
岸井ゆきの
久保亜津子(向陽舎)
黒田大輔(THE SHAMPOO HAT)
前田司郎  

2012年6月14日木曜日

ppoi-っぽい-「星がるキミは雲の下」(王子小劇場)

ppoi-っぽい-「星がるキミは雲の下」(王子小劇場)

 ラブホにいる男とその仲間(?)、実在化・非実在なのかはよくわからない。メインと思われる男性と非実在っぽい女性(吉川)が軸なのだが、なにかわからない。透明感のある吉川の魅力溢れる作品ではあった。

作•演出
つかにしゆうた
出演
末柄 拓郎
吉川 綾美
橋本 考世
長田 涼子
鎌田 みさき
渡部 良太
山増 圭(エビビモ Pro.)
若松この美
江田恵
加古みなみ
斉藤剛
平和 Heiwa (Gt. 鈴木ゆうすけ Vo. 清水庸一)(バンド出演)

2012年6月10日日曜日

直子あんりタイタイ「乙女ごころ三人姉妹」(CCAAアートプラザ ランプ坂ギャラリー)

直子あんりタイタイ「乙女ごころ三人姉妹」(CCAAアートプラザ ランプ坂ギャラリー)

 村上直子×渡邊安理×深谷由梨香のコラボ企画。同名の映画を倉本朋幸を演出で舞台化。会場は元学校の教室をギャラリーとしたこところ。芝居は、教室の内外を使って、教室の備品も使って進行していく。映画をダイジェスト風に切り取ったのかな。村上の二役のうち、母親役、妙にはまっていてすげー、見た目若いのに。ゲストに葉丸あすか、悩殺ハムレット以外で始めてみた。

2012年5月6日日曜日

うさぎストライプ「おかえりなさいⅡ」(アトリエ春風舎)

うさぎストライプ「おかえりなさいⅡ」(アトリエ春風舎)

星の王子さまらしい(?)けど、自分は知らないので。音楽と、繰り返し、激しい集団の動きの緩めのミックス感が好き。航空機事故とその乗客たちとの思い出なのだろうか、そのなんでもない話が、なんか腑に落ちるというか。


作・演出
大池容子

出演
亀山浩史 井上みなみ* 森祥恵 森岡望* 邸木ユカ 本橋通江 上村裕太
*青年団

2012年5月5日土曜日

リュカ.「天使たち」(王子小劇場)

リュカ.「天使たち」(王子小劇場)

 まさか、再びこの劇団を観る事ができるとは、5年ぶりとか。この役者たちをみられるだけで幸せ感があるんですけど。作家と担当者、その作家の描く物語。物語に作家の娘へ何かが描かれているのか。作家と担当者の駆け引きが面白いし、こいけけいこが不思議キャラではない芝居も面白い。
[脚本/演出] 渡邊 一功
[出演] 池田 ヒロユキ / こいけけいこ
増戸 香織 / 境 宏子 (以上 リュカ.)
倉田 大輔 / サキ ヒナタ / 佐藤 祐香 / 小寺 悠介 
 中田 顕史郎 / 奥田 ワレタ (クロムモリブデン) 

2012年5月4日金曜日

東京バンビ「他人の確立」(OFFOFFシアター)

東京バンビ「他人の確立」(OFFOFFシアター)

シェアハウス・ゲストハウスに集まる人々。亡くなったオーナーとその恋人、息子、客たち。普通にコメディー、ジェンダーなネタも絡めつつ。役それぞれが個性的で(役割は微妙なのも)、飽きずに観られる佳作だろう。松橋純子、ミス三茶なんとやらとかで調べたら大橋純子じゃないか。
 



出演
アダチヒロキ
はやし大輔
稲葉信隆
佐野バビ市(劇団東京ミルクホール)
しまさきまちこ
小濱弘行
高橋里枝(賢プロダクション)
中野あき(中野笑店)
花岡芙喜子
松橋純子(サイアンインターナショナル)
石川智海(突スタイル)

植田裕一

幸野ソロ「Hi-School」(ワーサルシアター)

幸野ソロ「Hi-School」(ワーサルシアター)

父の高校生時代の日記を読んだ娘。そこには高校生時代の父の校歌に関する思い出が。父と娘の話のつながりの薄さが気になる、娘は説明役にすぎないのかな。高校生にみえないのは、芝居で許せるとして、いや見えなさすぎなのは、さすがにねぇ。


主な出演者
右近良之、三遊亭愛楽、村田一晃、久岡裕志、夏秋佳代子、野澤爽子、中谷中、三日尻健太郎、小島ちはる、朝倉千賀、冨樫舞、野村龍一、ルル、鈴木富士子、小野木里奈

脚本
山田浩康、幸野友之

演出
幸野友之
スタッフ
【舞台監督】今泉馨【照明】須賀谷沙木子【音響】井上直裕【チラシデザイン】北村紫【制作協力】三輪塁【企画・製作】幸野友之

2012年4月28日土曜日

昨日の祝賀会「ロッカーの濡れてる床、イスがない」(アトリエヘリコプター)

昨日の祝賀会「ロッカーの濡れてる床、イスがない」(アトリエヘリコプター)


旅館、マジシャンの客、逃げたウサギ。まぁ、違和感というかシュールではない、すれ違い感とでもいうべきか、満載だけど薄口というか。期待が高まり肩透かしではあったが、面白いは面白い。放置されたかのようなラストも、合っている。次も観たい気にさせる何かがある。


作・演出
ふじきみつ彦

出演
永井若葉 (ハイバイ)
光瀬指絵 (ニッポンの河川)
岡部たかし
夙川アトム
山本剛史

文月堂「へちま」(OFFOFFシアター)

文月堂「へちま-糸瓜-」(OFFOFFシアター)


姉妹もの。しっかり(風)長女、三谷さんにぴったりだね。次女久富はそれっぽく、三女辻沢はややおとなしめ(これでも)。それぞれの役者のぴったり感がなんとも。佳作ということばがぴったりだ。アフタートークの原扶貴子も最高だ。ところで、なんか三谷さんのコンパクトサイズなのが、よくわかった、なぜか。


CAST
名取幸政
辻川幸代
白州本樹
実近順次
久富麻季
辻沢綾香
神馬ゆかり
三谷智子



2012年4月22日日曜日

ロスリスバーガー「マメロン」(新宿眼科画廊地下)

ロスリスバーガー「マメロン」(新宿眼科画廊地下)

夢なのかなんなのか、ゆるい感じのゆるい芝居で、おもしろさはあるけどなぁ。次につながる何かがないというか、続くのかという疑問も少々。森口、森住、桜井のキャラはよいのだよ。

CAST
森口美樹
桜井稔
手塚和則
中村圭吾
山本卓司
    (以上ロスリスバーガー)
酒井杏菜
そぎたにそぎ助(みどり人)
田中佑生(ソテツトンネル)
中込恭史(もざいく人間)
森住亮子

2012年4月21日土曜日

北京蝶々「オーシャンズ・カジノ」(王子小劇場)

北京蝶々「オーシャンズ・カジノ」(王子小劇場)

カジノ船、船内での企み、乗客の面々。エンターテインメントでした。池亀演出が効いている。チャイナドレスな女子をはじめ、見目麗しい女優たちもあって、王子で、北京でという印象であった。


作/大塩哲史   
演出/池亀三太(ぬいぐるみハンター)

帯金ゆかり
森田祐吏
田渕彰展
鬼頭真也
堀越涼(花組芝居
ザンヨウコ
中村早香(ひょっとこ乱舞改めアマヤドリ
岡本篤(劇団チョコレートケーキ
浅利ねこ(ぬいぐるみハンター
甘粕阿紗子(カムヰヤッセン
亀田梨紗
堤千穂
安川まり
竜史(20歳の国
笹木皓太
飯塚美花
鈴木成美

照明/伊藤孝                   
音響/志水れいこ                
舞台美術/大泉七奈子       
舞台監督/鳥養友美       
宣伝美術/満冨優子
スチール/金丸圭
制作/吉田千尋
製作/北京蝶々

ナカゴー「嵐が丘」(あさくさ劇亭)

ナカゴー「嵐が丘」(あさくさ劇亭)

森桃子がひたすら面白い、鬼役、動きと叫びがほとんど、すげー。菊池明明の下品なジェスチャーとかもいいなぁ。冗長な流れは狙いなんだろうけど長すぎだな。

【出演】
篠原正明
鈴木潤子
高畑遊
(以上、ナカゴー)
川崎麻里子
川面千晶
菊池明明(ナイロン100℃)
森桃子
村上佳久

2012年4月20日金曜日

KUUM17「のれ!ストレッチャー」(しもきた空間リバティー)

KUUM17「のれ!ストレッチャー」(しもきた空間リバティー)

老人ホーム(か?)での話。老人たちのホームでの日常とある夫婦の。老いとか人生とか、見ているのが自分には辛い。目をそむけていることだからだ、たぶん、自分的には。あぁ。

【出演者】
江原由夏(扉座)、奥山智恵野(株式会社 仕事)、経塚よしひろ、園田玲欧奈(劇団プレステージ)
成島有騎、橋本健司(桃園会)、林生弥(ブルドッキングヘッドロック)、安田徳
【スタッフ】
照明:清水朋久 音響:高橋真衣  衣装:横田真理 演出部:柳瀬昌計 舞台監督:弘光哲也
宣伝美術:篠原麻衣子 写真:たばたまみ 冨田実布  収録:松澤延拓
制作:伏見実千代 制作補佐:おさださちえ(みきかせプロジェクト)
協力:扉座 劇団プレステージ 桃園会 ブルドッキングヘッドロック 秘密結社ブランコ (株)仕事 
スターダス・21 パリスキッズ

2012年4月14日土曜日

エビス駅前バープロデュース「約束するぜと笑って言えよ」(エビス駅前バー)

エビス駅前バープロデュース「約束するぜと笑って言えよ」(エビス駅前バー)

受付は鈴木麻美さんで、ドリンクの生を注文したら彼女が出してくれた、メガネっ娘でした(幸)。
ライトノベルとでもいうか短編のコミック風とでもいうか、ストレートなどストレートな中学生~社会人までの恋の物語。菊地と伊丹(オタクキャラ!)、根本のかわいさ(出番ないときの表情とか素敵すぎ)とかまぁ、なんてことはないけどひきつける。シンプルかつ秀逸。

脚本:米山和仁(ホチキス)

演出:中嶋康太(Mrs.fictions)

出演:伊丹孝利(宇宙食堂)/菊地美里
山﨑雅志(ホチキス)/根本沙織
企画・製作:有限会社エーライツ 井上淳

MCR「俺以上の無駄はない」(駅前劇場)

MCR「俺以上の無駄はない」(駅前劇場)

タイトルがあとになって染みるねぇ。底辺に重いテーマあって、表向き役者たちの面白さにかくされているけど。今回は、割と重みが前面にでてるかな。それにしても、小西の駄目人間ぶりは板につきすぎているな。

CAST

櫻井智也
おがわじゅんや 
北島広貴
上田楓子
福井喜朗
伊達香苗

小西耕一
ザネリ
はやし大輔(東京バンビ)
佐賀野雅和(KAKUTA)

石澤美和

STAFF

作・演出:櫻井智也 
舞台監督:川田康二
舞台美術:袴田長武(鴉屋) 
照明:久保田つばさ(M Light)
音響:平井隆史(末広寿司)
宣伝美術:メリケンサック
制作:塩田友克・MCR
製作:MCR
協力:
イマジネイション 
KAKUTA
SET
東京バンビ

2012年4月8日日曜日

別冊「根本宗子」「貴方と私の演劇革命~ゴールデン街から貴方を元気にしたいのだ!~」(ゴールデン街劇場)

別冊「根本宗子」「貴方と私の演劇革命~ゴールデン街から貴方を元気にしたいのだ!~」(ゴールデン街劇場)

ところで、根本宗子は本谷有希子になれるかである。昔、劇団本谷有希子の旗揚げ公演はプロトシアターでみたのだが、自分の名前を劇団名にするという一点だけで観てみたのである。しかも本谷は美形であった(その後あまり出演はされないようだが)。根本をみたのも同じ理由、しかもかわいいと事前にわかる、チラシに載せまくりだからである。アイドルがすきらしいというのもポイント高い、客入れの曲はよかったな、今回。で、本谷になれるかである。高校時代から小劇場演劇をみてるらしいマニア性は度し難い気がして如何か。今回の脚本依頼先もマニアックというかなんというか、おもしろいけど。河西さん好きです、芝居が。鎌田は先端過ぎるのかなんにもないのか不明だけど。


構成・演出・出演 根本宗子

脚本提供
政岡泰志(動物電気)
河西裕介(国分寺大人倶楽部)
鎌田順也(ナカゴー)
田所仁(ライス)

スタッフ
舞台監督:田中翼 照明:山口久隆(S-B-S) 音響:中田摩利子(OFFICE my on)
美術:泉真 制作:月刊「根本宗子」 宣伝写真:池田永一
チラシデザイン:西かずみ 制作協力:ジェットラグ 企画製作:月刊「根本宗子」
協力:ハイレグタワー・動物電気・国分寺大人倶楽部・ナカゴー・
よしもとクリエイティブ・エージェンシー・ライス・ギフト

2012年4月5日木曜日

□字ック「死と再生とテクノに」(ギャラリーLE DECO)

・□字ック「死と再生とテクノに」(ギャラリーLE DECO)


番外公演とのこと、客入れからお祭り騒ぎ。本編は、よくわからん怪しい?ハウス?の住人たち?とまどう新入りの芸人、亡くなったその芸人の相方・・・。お祭りにまぎれたが実は、芯のある再生への話であろう。可能性あふれる表現方法を感じた。本公演もみてみたいね。

石黒淳士(ぬいぐるみハンター)、えみりーゆうな(世田谷シルク)、大竹沙絵子(国分寺大人倶楽部)
堂本佳世、β(WAHAHA本舗)、前田昂一(劇団コーヒーカップオーケストラ)
糸魚川慎一、白石量子、蛸谷歩美(蛻皮表演)、轟もよ子、
中井萌(劇団東京ペンギン)、星秀美
andmore Homemember

2012年4月1日日曜日

みどり人「赤色のジュース」(アートスペース・プロット)

みどり人「赤色のジュース」(アートスペース・プロット)

プロットが通りの正面から入れるようになっていた、びっくり。父母が亡くなった5人兄妹。男は結婚しそれなりな幸せらしいが、姉妹は、ニートだの不倫だの。どたばたではなく割りと暗めな姉妹に陽性な男たちという。同居する嫁たちと、上司とのあれこれとか、うまく行ったようなないような不思議なバランスで終わった。トマトジュースの意味が不明。




【出演】
そぎたにそぎ助
さいじょうゆき
(以上、みどり人)

宮本愛美
松木美路子
手塚和典(ロスリスバーガー)
森口美樹(ロスリスバーガー)
政修二郎
玉崎詩麻
朝倉周児(クジラシステム)
小城尚也

【作・演出】
さいじょうゆき

2012年3月31日土曜日

643ノゲッツー「ヒューマンエラー」(OFFFOFFシアター)

643ノゲッツー「ヒューマンエラー」(OFFFOFFシアター)


劇場の照明を使わず、ほぼ役者手持ちの照明。意図は後半にわかるのだが、相当後半で、長い間陰影礼賛かと思ってた。ネタ的にはスポンジと被るところがあり、こちらのほうがやや自省的かなと。こういう芝居とはついぞ思わず、だてに青年団演出部ではないなと。それにしても谷仲はいつもやりきれないさが残る役だなぁ、うまい。


脚本・演出
ひがし じゅんじ

出演

伊藤毅(643ノゲッツー/青年団)
海老根理
松本寛子
須藤真澄
橘知里(劇団ドアのぶ)
杉原幸子
野仲真司(もざいく人間)
酒井杏菜
大塚実紀子
谷仲恵輔

演出助手:清水ぇりな 羽原寛子

舞台監督:横川奈保子

音響:余田崇徳

照明プラン:東順司

照明操作:出演者全員

実弾生活「9」(ハイジアV-1)

実弾生活「9」(ハイジアV-1)

オムニバスコントライブ。こんだけのゲスト女優なら見なきゃね、って。伊藤さん最年長なんですね、あぁ。


出演
成田優介
ジャンボ仲根jr.
もっち[おかえりママ]
倉田哲史[がっつきたいか]

伊藤美穂
深澤千有紀[ブルドッキングヘッドロック]
谷部聖子[ペテカン]
中尾ちひろ[温泉きのこ]
小山まりあ

2012年3月26日月曜日

スポンジ「魚のいない水槽」(サンモールスタジオ)

スポンジ「魚のいない水槽」(サンモールスタジオ)

塩釜の美容院、といって震災がメインではなく、埼玉のストーカー殺人をモチーフに、前科者の問題を。そういう展開が読めない前半のさりげなさのうまさ、後半の早い展開なかの不気味さ。一概に言えない何かを考えた。


作・演出 中村匡克

CAST 井澤崇行、太田幸絵、菊池春美、如月萌、杉山雅紀、立浪伸一、戸枝尚、中村祐樹、前彩子、牧野はやと、森山静香

2012年3月25日日曜日

演劇ユニット・リッチ「セコ」(千住芸術村)

演劇ユニット・リッチ「セコ」(千住芸術村)

ギャラリーとはいえ、古民家ですな、味わい深いかどうかはわからいないが。伝説の(?)の画家の記念館かなにか、今日は閉館日。偶然訪れた客と主人と周辺のひとたち。山田の勘違いキャラ鉄板すぎてうまいわ。市場の暗いかんじのすばらしさ、いいな。
【脚本・演出】
久保裕章
【出演】
ミナハ
市場絹枝
松下幸史(動物電気/乱雑天国)
中尾ちひろ(温泉きのこ)
柴山美保
橋本美和
ヨシケン(動物電気)
松木大輔
  ・
山田伊久磨(エッヘ)

年年有魚「春風」(駅前劇場)

年年有魚「春風」(駅前劇場)

休職中の女教師の実家の喫茶店、町のお祭りのゲスト芸能人の控え室に。エピソードでの安東・辻川・平田、松下のおかしさが素敵。いつもとはやや趣の違うトツカやいつものイケメンバカではい山下もおもしろい。教師の話がどうつながるのか、最後までなにかあるかと思ったのだか、ゆるく完了えはあった。

作・演出 森下雄貴*


出演

平田暁子*
トツカユミコ*
前有佳*
安東桂吾
小谷美裕
岩堀美紀
岡田昌也
松下知世
吉岡そんれい
アワヤ鮎美
山下豪
南場四呂右
今城文恵(浮世企画)
辻川幸代(ニュアンサー)
(*……年年有魚) 
STAFF
舞台監督 吉川悦子
舞台美術 仁平祐也
照  明 上川真由美
音  響 井川佳代
音  楽 南場四呂右
撮  影 清水俊樹
制  作 飯沼久美子*
協  力 駅前劇場
Krei inc.
ニュアンサー
浮世企画
新宿眼科画廊
ヒトソラ
(順不同・敬称略)
企画・製作 年年有魚


2012年3月24日土曜日

趣向「三月十一日の夜のはなし/わたしのお父さん」(STスポット)

趣向「三月十一日の夜のはなし/わたしのお父さん」(STスポット)

戸谷の頭いいけど、普通の女子大にいったという設定、なんだかおかしいくていい。

「三月十一日の夜のはなし」
(一人芝居 出演:斉藤まりえ)
「わたしのお父さん」
(三人芝居 出演:浅見臣樹、小田さやか、戸谷絵里 2010年上演「Sky Burial」を改題)

作・演出 オノマ リコ

スタッフ
照明 :南香織
音響 :杉山碧
舞台美術:富永美夏、佐々木啓成
宣伝美術:杉崎壮一(FRAN)
制作協力:佐々木啓成

ミクニヤナイハラプロジェクト「幸福オンザ道路」(横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール)

ミクニヤナイハラプロジェクト「幸福オンザ道路」(横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール)

よくわかんない、が動きの面白さ、守とかの、はいいなと。アフタートークで皆わからなかったらしく、なんか安心。

光瀬指絵 ■ Mitsuse Yubie
鈴木将一朗 ■ Suzuki Shoichiro
NIWA
守美樹 ■ Mori Miki
柴田雄平 ■ Shibata Yuhei
たにぐちいくこ ■ Taniguchi Ikuko
米田沙織 ■ Yoneda Saori

舞台監督:鈴木康郎、湯山千景
舞台美術:細川浩伸(急な坂アトリエ)
照明:木藤歩
宣伝美術:石田直久
イラスト:アベミズキ
企画・制作:プリコグ

主催:ミクニヤナイハラプロジェクト
共催:横浜赤レンガ倉庫1号館(公益財団法人横浜市芸術文化振興財団)
助成:芸術文化振興基金
後援:神奈川新聞社、tvk、RFラジオ日本、FMヨコハマ、横浜市ケーブルテレビ協議会
特別協力:急な坂スタジオ
協力:STスポット

2012年3月21日水曜日

わっしょいハウス「まっすぐ帰る」(アトリエヘリコプター)

わっしょいハウス「まっすぐ帰る」(アトリエヘリコプター)

こども~高校生くらい?のエピソードの断片をつなぎ合わせたような、ゆるくもありここちよく見られる感じ。なにもない素舞台でぬいぐるみを置きスペース区切る演出もおもしろ。

作・演出/犬飼勝哉
 
出演/浅井浩介
    椎橋綾那
    鈴木明日香
    坊薗初菜
    宮部純子(五反田団)
 
 
照明/山口久隆(S-B-S)  舞台監督/白木善史(T.S.M.)
透明制作/川添真琴     宣伝美術/bejunko

2012年3月18日日曜日

サイバー∴サイコロジック「掏摸―スリ―」(OFFOFFシアター)

サイバー∴サイコロジック「掏摸―スリ―」(OFFOFFシアター)

原作を読みたくなった、なんとなくかなり忠実に脚本にしてるのではないか。種明かし的なシーンの前までが苦行的な冗長感がもったいない。芝居も平板な感じで、残念。

出演者

白井肉丸(サイバー∴サイコロジック
平平平平(サイバー∴サイコロジック
松澤孝彦(サイバー∴サイコロジック

荒川ユリエル(拘束ピエロ
勝山智世
黒沢佳奈
澤田一輝(ジャスティスプロダクション
定塚ユリカ(アステカダイナマイト)
武子太郎(クロムモリブデン
浜崎仁史
松島やすこ
横田総之
李そじん


スタッフ

原作: 中村文則(河出書房新社刊「掏摸[スリ]」(第4回大江健三郎賞受賞作))
脚本・演出: 松澤孝彦
舞台監督: 土居歩
舞台美術: 坂本遼
音響: 田中亮大
照明: 吉村愛子(Fantasista?ish.
小道具: 白井肉丸、定塚ユリカ
宣伝美術: 南裕子(milieu design
舞台写真撮影: 奥山郁
映像撮影: 木下幸太郎
プリンティングディレクター: 青山功
演出助手: 栗原香、三瓶美菜
当日運営: 塩田友克
制作: 伊崎亜津子
製作: サイバー∴サイコロジック
協力:
(株)トゥインクル・コーポレーション(株)河出書房新社フォセット・コンシェルジュ
ジャスティスプロダクション、アステカダイナマイト、拘束ピエロ、クロムモリブデン、
舞台美術研究工房 六尺堂、milieu design、(株)リトルウイング、Fantasista?ish.

ジェットラグプロデュース「小田急線で会わせに行きます」(ゴールデン街劇場)

ジェットラグプロデュース「小田急線で会わせに行きます」(ゴールデン街劇場)

母親の葬儀で久しぶりに顔を合わせた仲の悪い対照的な姉妹。地味な姉の恋に舞い上がるさまはかわいい(金沢!)。ただ単なるコメディーといっては酷だが、それだけ感があったのはたしか。根本宗子はこんなふつーじゃないだろうとは思った。

作:根本宗子(月刊「根本宗子」)
演出:山崎洋平(江古田のガールズ)
出演:富田麻紗子(aji) 金沢涼恵(クロムモリブデン)
吉田能(PLAT-formance) 佐々木光弘(猫☆魂)
スタッフ:
照明:工藤雅弘(Fantasista?ish) 音響:池田野歩 美術:秋友久実
舞台監督:鳥養友美 宣伝美術:河野文明(題字:イム乃化子)
宣伝写真:関根一秀 宣伝協力:林 弥生 衣装協力:奥村あずさ(aji)
演出助手:荒 弓倫(江古田のガールズ) 制作:ジェットラグ、√ac
ラインプロデューサー:武藤博伸 プロデューサー:阿部敏信
企画・製作:ジェットラグ

スミカ「囁く夜と飴玉のいくつか」(百想(re:tail別館))

スミカ「囁く夜と飴玉のいくつか」(百想(re:tail別館))

午前の公演、主として自然光のみ、曇天ということもあり、やや暗い室内の白主体の衣装が映える。夜とか違うかんじなのだろうか。2人芝居4話、なにがあるわけでもないとりとめもない話といってはなんだが、ここで、日曜の午前、ということで雰囲気が腑に落ちる、というのか。

◎脚本/演出◎
原田 優理子

◎出演者◎
サキ ヒナタ
菅野 貴夫(時間堂)
村上 直子(ホチキス)
園田 裕樹(はらぺこペンギン!)

2012年3月17日土曜日

DULL-COLORED POP「くろねこちゃんとベージュねこちゃん」(アトリエ春風舎)

DULL-COLORED POP「くろねこちゃんとベージュねこちゃん」(アトリエ春風舎)


「人間の最も暗くグロテスクな一面を、あくまでポップに描きたい、僕たちDULL-COLORED POP。」、確かに母親のグロテスクな面が描かれてはいるが、猫(百花猫かわいい)や、男が演じる母なので、重くならず、さらり(でもないか)と描かれている。実はそーとーグロテスクな話ではある。終演後のトークゲスト、小松みちるも本人のダーク話をさらり、さすが劇作家。

作・演出:谷賢一(DULL-COLORED POP)

出演:
東谷英人、大原研二、塚越健一、なかむら凛、堀奈津美、百花亜希、若林えり(以上DULL-COLORED POP)、佐野功

スタッフ:
演出助手:元田暁子(DULL-COLORED POP) 照明:松本大介 美術協力:土岐研一 宣伝美術:山下浩介 宣伝写真:堀奈津美(*rism/DULL-COLORED POP) 制作:鮫島あゆ&グラマラスキャッツ
協力:
青年団、こまばアゴラ劇場、アトラプト・カンパニー、松本デザイン室、(株)ワーサル、ほか











  


2012年3月9日金曜日

セキララ「ヤクルトレディの憂鬱」(ギャラリ LE DECO)

セキララ「ヤクルトレディの憂鬱」(ギャラリ LE DECO)

「インスタント演劇」、通りかかった本物さんが観にきたいといっていて、来なくてよかったとか、いやそういう心配な内容ではある。ラストは、また外に出てハプニング的なものなのだが、うまくいきはまりましたな(タクシーを捕まえられた)。

寺西麻利子 × 帖佐寛徳

2012年3月4日日曜日

あひるなんちゃら「まあまあだったね。」(OFFOFFシアター)

あひるなんちゃら「まあまあだったね。」(OFFOFFシアター)

喫煙禁止になった喫煙室での駄弁ではある。宇宙飛行士役の佐藤がいつもとまったく違う演じ方が異常に面白い(コントでもやらんだろ、こんなには)。たんたんと流れるが隙の無いつくりに感心する。


脚本・演出
関村 俊介

出演
根津 茂尚
関村 俊介

江崎 穣[ハリケーンディスコ]
佐藤 達[劇団桃唄309]
澤 唯[サマカト]
三瓶 大介
永山 智啓[elePHANTMoon]
堀 靖明
三枝 貴志[バジリコFバジオ]
渡辺 裕也

スタッフ
照明:古川睦子 / 音効:星野大輔 / 音楽:綱島慎平 / 舞台にあるもの:コマツバラミワ / WEB:ムー / 宣伝美術:垈 / 写真撮影:たばたまみ / 協力:なんわりなんわり、イマジネイション、株式会社ヘリンボーン / 公式サポーター:日栄洋祐、伯美乃里 / 制作:中川加奈子、塩田友克 / 企画・製作:あひるなんちゃら

2012年3月1日木曜日

KAKUTA「Turning Point」(ザ・スズナリ)

KAKUTA「Turning Point」(ザ・スズナリ)

作家3人演出3人による連作、二人の女性の10代~30代の話である。オープニングはなにか無理やりというか、他の話から浮いている、というかディテールを引き継いでもらえなかったのかちょっと異質(と自分は思ったが)。野沢が大きく前に出る感じがうれしいし、高山・桑原のオーバーキャラも楽しい。過剰なものが適度な味付けに見える、さすがのKAKUTAでした。


キャスト

成清正紀 若狭勝也 大枝佳織 原扶貴子 野澤爽子 
高山奈央子 馬場恒行 佐賀野雅和 ヨウラマキ  桑原裕子

木下智恵
冠仁(円盤ライダー
武藤心平(7%竹
鳥島明(はえぎわ
熊野善啓(劇団チャリT企画
長尾長幸(劇26.25団
前田勝


スタッフ

作:堤泰之・金井博文・桑原裕子
演出:堤泰之・山崎総司・桑原裕子
舞台監督:野口毅
舞台美術:田中敏恵
照明:宮野和夫
音響:島貫聡
選曲:真生
演出助手:田村友佳
演出部:小島木の実
衣装:山崎留里子
宣伝美術:川本裕之
宣伝写真:相川博昭
宣伝ヘアメイク:中西瑞美
Webデザイン:小林タクシー(ZOKKY)
制作:前川裕作・堀口剛
制作助手:四柳ナンシー
企画・製作:K.K.T
The other members:松田昌樹・横山真二
協力

MC企画 尾木プロTHE NEXT ギフト 
スペースクラフト・エンタテインメント
東宝芸能 ノックス

2012年2月26日日曜日

十七戦地「百年の雪」(王子小劇場)

十七戦地「百年の雪」(王子小劇場)

もとミルク寺なんだここ、どおりで、鵜沼・吉田・藤原か。百年、3時代のある会社にかかわる家族・関係者のものがたり。アフタートークででていたが、かなり普通は描かれるであろう部分がなく、なにかすわり心地のわるい流れではあった、あれはどうなったの、なんなのとか。



キャスト
北川義彦(十七戦地)


植木希実子(Bobjack theater)
鵜沼ユカ
江島朋洋(R2 CREATIVE)
小林祐真
坂本なぎ
真田雅隆
新紗(ヒューマンスカイ)
鈴木理保
篁 莎耶(プロダクション薫風)
永松昌輝
林 有紀(小野事務所)
藤原 薫
松下岳志(ケシュ ハモニウム)
宮本敏和
柳澤有毅(ビー・エス・カル)
吉田海輝

スタッフ
脚本・演出 柳井祥緒
舞台監督 松本 翠
照明 シバタ ユキエ
音響 野中祐里
演出助手 桑田拓哉(はんなりふるぼっこ)
衣装 積木 綾
宣伝美術 宇佐見 友里
WEB 小幡光秀
写真撮影 木下勢治
モデル 北川義彦
制作 くりはられな 藤村恭子

コマツ企画「レイプの夜」(下北沢楽園)

コマツ企画「レイプの夜」(下北沢楽園)

予想以上男性客が多いと小松は言っておったが、そりゃそうだ、客寄せパンダの深谷が効いておるからの(たぶん)。チラシやタイトルのイメージは、最初の10分程度、以降サスペンスを装う喜劇調、といってもよい、すがすがしい小松らしさ。小松自身の露出の多さという「ネタ」であるが、自分は不覚にも萌えた。

作・演出 小松美睦瑠
キャスト 深谷由梨香(柿喰う客) 西本泰輔 木田毅祐 吉川順子 小松美睦瑠

2012年2月25日土曜日

エビス駅前バープロデュース「間~あわい~」(エビス駅前バー)

エビス駅前バープロデュース「間~あわい~」(エビス駅前バー)

5年前に閉店したバーに集うひとたち、不思議な設定。女優陣の素敵さが目立つ。劇中歌われる昭和なかんじもとてもよい。

脚本:穂科エミ(はぶ談戯)
演出:金田一央紀(Hauptbahnhof)
出演:宮本行/山本洋輔(ホチキス)/高倉大輔(casane) /金川周平(東京オレンジ)
長谷川太郎(少年社中/森の太郎)川西佑佳(扉座)/鈴木麻美/工藤理穂(宇宙食堂)/丘咲アンナ
制作:松島瑞江(エムキチビート) 企画・製作:有限会社エーライツ 井上淳

タカハ劇団「ブスサーカス」(ギャラリーLe Deco)

タカハ劇団「ブスサーカス」(ギャラリー LE DECO)

タイトルとアイデア勝ちであると思う。たぶん、山荘の事件が下敷きになっている密室サスペンスなんだけど、それを超えさせるアイデア。エース級の女優たち、普段ブスとは思ってもみないのだが(ここまでいうと嘘かも)、寄せ集め衣装を纏わせるとブスだもんなぁ、役者凄い

■CAST
青木岳美
異儀田夏葉(ヨシロォの夏は夢叶え冒険団)
内山奈々(チャリT企画)
高野ゆらこ(毛皮族)
二宮未来(田上パル)
高羽彩

2012年2月19日日曜日

水素74%「不機嫌な子猫ちゃん」(アトリエ春風舎)

水素74%「不機嫌な子猫ちゃん」(アトリエ春風舎)

娘に依存する 母親ってことか、まぁよくあるけどそこまではない親子関係をここまで異常っぽく、いや異常か、強調したのはおもしろい。意識の無い悪意者を描くのがうまい。ちょっと冗長で、ラストあたりの娘が入れ替わる件はどうかなとは思うが残酷おもしろいのは確か


キャスト
兵藤公美(青年団)
井上三奈子(青年団)
村井まどか(青年団)
折原アキラ(青年団)
善積元 スタッフ
舞台美術 = 角田千穂
照明 = 板谷悠希子
音響 = 池田野歩
衣裳 = 正金彩(青年団)
演出助手 = 阿部健一(演劇活性化団体uni )
宣伝美術 = 根子敬生
制作 = 堤佳奈(青年団)、大木良子
総合プロデューサー = 平田オリザ
企画制作 = 青年団/㈲アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
主催 = ㈲アゴラ企画・こまばアゴラ劇場
助成 = 文化庁

2012年2月18日土曜日

東京女子収集「工場の娘」中野スタジオあくとれ

東京女子収集「工場の娘」中野スタジオあくとれ

村上寿子と石川ユリコと田辺愛美の3人で立ち上げた演劇ユニット。3人の作家(佐藤需、凪沢渋次、細川洋平)のリレー形式。北の折り紙(鶴を折る、しかも分業で!)工員の娘が、退職した男子工員追っかけて南へいく、という妄想(?)なのか。おしゃれっぽい、おもしろい表現あり、佐藤幾優はおもしろいなぁ。


作:佐藤需(温泉きのこ) 凪沢渋次(ナギプロ) 細川洋平(ホロビテ) ※3作家によるリレー形式
演出:服部紘二(ハイバネカナタ)出演:石川ユリコ(拙者ムニエル) 田辺愛美 村上寿子 佐藤幾優 三瓶大介 丸川敬之(花組芝居) 【STAFF】
舞台監督 西廣奏
照  明 シバタユキエ
音  響 寺澤光
音響協力 佐藤こうじ(Sugar Sound)宣伝美術 酒井博子(coton design)宣伝写真 スズキユウジ
Web 製作 イトウシンタロウ(NICE STALKER)当日運営 小畑智子
【協賛】
大与紙工株式会社
【協力】
拙者ムニエル 花組芝居  温泉きのこ ナギプロ ホロビテ ハイバネカナタ イマジネイション
ノックアウト ダックスープ レトル












セカイアジ「熱の華」OFFOFF シアター

セカイアジ「熱の華」OFFOFF シアター

昼メロ+火サス、今回はまさに、ストレートに。衣装といい、時代設定といい、舞台上の家具類といい、いいですねぇ。活動家と大学生とインドと覚醒作用のある植物と刑事と。

作・演出:杉田鮎味(劇26.25団)&星野多過去
CAST
仗桐安(RONNIE ROCKET)
西山聡(ブラジル)
墨井鯨子(乞局)
アダチヒロキ(東京バンビ)
金沢涼恵(クロムモリブデン)
前田花男(ゲイシャフジヤマNo.1)
新田えみ
星耕介

2012年2月12日日曜日

庭劇団ペニノ「誰も知らない貴方の部屋」(はこぶね(劇団アトリエ))

庭劇団ペニノ「誰も知らない貴方の部屋」(はこぶね(劇団))

当日パンフの説明が大変親切で続編であることやら設定的なことがよくわかりよいのです。「精が出ますね(この字でよいのか??)」という台詞がオブジェとかかっているのか楽しい。リコーダーの演奏のところは見事というほかないです。
 
作・演出・美術 タニノクロウ
出演 飯田一期・島田桃依(青年団)・瀬口タエコ・山田伊久磨
スタッフ 構成:玉置潤一郎・山口由紀子・吉野万里雄
特殊造形:小此木謙一郎(GaRP)
宣伝美術:奥秋圭
演出助手:森準人・仮屋浩太郎
制作助手:北澤芙美子・丸山立
制作:小野塚央










はぶ談戯「せいし」(新宿ゴールデン街劇場)

はぶ談戯「せいし」(新宿ゴールデン街劇場)

よくわかりませんなぁ。ししゃも氏と生見さん出演ということで期待でしたが。生死精子制止みたいなんだがね。


出演
長谷椿
雅憐

生見司織
森南波
福田英史
ワダ・タワー
古林一誠(お座敷コブラ)
青木柳葉魚(タテヨコ企画)
BOSSY
遠藤公太朗
中嶋マユコ
唯我

2012年1月22日日曜日

The end of company ジエン社「アドバタイズドタイラント」(d-倉庫)

The end of company ジエン社「アドバタイズドタイラント」(d-倉庫)

相変わらす、震災後とはいえ、部屋の外は何か破滅的状況というパターンではある。台詞がシンクロする流れがおもしろい。

脚本・演出 作者本介
 
【出演】
伊神忠聡
大重わたる(夜ふかしの会)
岡野康弘(Mrs.fictions)
小見美幸
川田智美
菊沢将憲
北川未来
清水穂奈美
時田光洋
松原一郎
三嶋義信
善積元

【スタッフ】
舞台美術:泉真
舞台監督:桜井健太郎
照明:南 星(Quintet☆MYNYT)
音響:田中亮大
演出助手:吉田麻美/ブルー玲(blu-01 produce)
Web:きだあやめ(elegirl label)
宣伝美術:サノアヤコ
プリンティング・ディレクター:青山功(リトルウイング)
制作:大矢文 
運営:塩田友克

協力
Mrs.fictions 夜ふかしの会 プロダクション・タンク

桃尻犬「乳首鎹」(王子小劇場)

桃尻犬「乳首鎹」(王子小劇場)

ポラで乳首撮ってロビー掲示すると割引ってあって、女性と思われるの複数目撃した、すげー。乳首好きなエロな恋(なのか)とお寺な実家のファミリー譚で、カブトムシが変態アイテムってなんだこの芝居。なにか可能性を感じる劇団ではある。堂本さんが気に入ったよ、とても。胸からツノ出して樹液(?)がでてたよ、なんじゃそれ。

<作・演出> 
野田慈伸

<出演>   
成瀬正太郎 /糸山和則(ひょっとこ乱舞) /渡邉晋 /前原駿哉
我那覇ひろの(ミツヤプロジェクト) /中野のぞみ
堂本佳世(メインキャストプロダクション)
野田慈伸

2012年1月21日土曜日

ハイバイ「ある女」(アゴラ劇場)

ハイバイ「ある女」(アゴラ劇場)


Wキャストは菅原の日。ビデオを多用した流れがハイバイでは新鮮。ドアはなかったが、使いまわす箱みたいなのが、これから定番道具?18歳からのある女の男性遍歴みたいな、痛いみたいな、でも笑いました。
作・演出 岩井秀人
出演 上田遥 坂口辰平 永井若葉 平原テツ 吉田亮 (以上ハイバイ)
小河原康二 (青年団) 猪股俊明

菅原永二 / 岩井秀人

五反田団「びんぼう君」(アトリエヘリコプター)

五反田団「びんぼう君」(アトリエヘリコプター)


それぞれいい味だしてる。わりと深刻な背景を、いやいまだから。
【出演者】
大山雄史 黒田大輔(THE SHAMPOO HAT) 端田新菜(青年団/ままごと)

【スタッフ】
照明:山口久隆(S-B-S) 宣伝美術:木村敦子 WEBデザイン:石井雅美 舞台監督:榎戸源胤 制作:清水建志・門田美和


2012年1月18日水曜日

ブラジル「イエスタデイ」(座・高円寺)

ブラジル「イエスタデイ」(座・高円寺)

 ホームドラマ仕立て、っていうかそうなんですよね。結婚やら服役やらで家を出て行った娘たちが父一人暮らし(のはず)の実家に戻ってきた・・・。近藤の狂気振りを高円寺の大きい舞台で見れる、大きさ負けしてないキチガイっぷりに感動すらするですよ。昔のブラジル風とか感想があったが、確かに。




脚本・演出 ブラジリィー・アン・山田
出演 桑原裕子KAKUTA
柿丸美智恵毛皮族
肘井美佳

櫻井智也MCR
西山聡
諌山幸治
中川智明
近藤美月
中澤功(サモ・アリナンズ)
三科喜代
橋本三雪
宮島朋宏
友松栄

原金太郎

2012年1月8日日曜日

TOKYO PLAYERS COLLECTION × ギグルTV「全員彼女」(王子小劇場)

TOKYO PLAYERS COLLECTION × ギグルTV「全員彼女」(王子小劇場)

アイデアですな、これ。もうすこしなんかできるようなきもするけどね。冬月・小鶴の対照的なキャラが、とてもいとおしいなぁ。アフターイベントは河西氏もラストに出演、「そこ土禁」ってスタッフさんに言われてておもしろ。


出演
加藤岳史(国分寺大人倶楽部)
黒木絵美花
小鶴璃奈(ラフメーカー)
近藤瑞季
冬月ちき
三谷有紀
安川まり
安田友加
李そじん


アフターイベント「全員元カレ」

出演:大竹沙絵子、加藤岳史、後藤剛範(以上、国分寺大人倶楽部)

2012年1月7日土曜日

あんかけフラミンゴ「俺という宗教、女神のSEX」(しもきた空間リバティー)

あんかけフラミンゴ「俺という宗教、女神のSEX」(しもきた空間リバティー)

劇団劇場でのいきおいある舞台の印象、みてみた。展開の冗長さが目立つ、ロ字ックの山田はもっとうまく使えるじゃないのかなぁ、とか勢いがうせてるとか、惜しい感満載であった。



作・演出 島田真吾

【出演】
小山沙織
島田真吾
(以上あんかけフラミンゴ)
大山修一郎
熊谷利大
小林光(江古田のガールズ)
近藤伸哉(ばぶれるコントロール)
笹木皓太(創像工房in front of.)
椎谷万里江(拘束ピエロ)
村上淳也
山田佳奈(□字ック)
竜史

ガレキの太鼓「吐くほどに眠る」(アゴラ劇場)

ガレキの太鼓「吐くほどに眠る」(アゴラ劇場)

再演、初演と多少変えてるとのことだが。自分はよくわからなかった。過去から遡る展開で、なにかいい予感がするが、そうじゃない展開。期待を裏切るというほどではないが、その按配がいい、ラスト近くの衝撃が引き立つ。あと女性の成長部分が垣間見えて、そこ素敵。

【出演】
井上三奈子(青年団)、北川裕子、小瀧万梨子(青年団)、髙橋智子(青年団)
富田真貴(青年団)、南波早(なんばしすたーず)、由かほる(青年団)、吉田紗和子

2012年1月4日水曜日

五反田団「新年工場見学会2012」(アトリエヘリコプター)

五反田団「新年工場見学会2012」(アトリエヘリコプター)

例年のとおり。オムトンがないのが寂しい。プーチンズは、以前ここでやったソロライブのときのネタ。ホットワインのいただき、多少寝たかな。


業界人のニセモノ
「業界人間クロダ」

作・演出 前田司郎

出演
黒田大輔(THESHAMPOOHAT) 内田慈
菊川朝子 安倍健太郎(青年団)
大山雄史 斉藤庸介
佐藤沙恵(ザ・プーチンズ) 石澤彩美
木引優子(青年団) 
立蔵葉子(青年団) 宮崎晋太郎
宮部純子
平田耕太郎 平田ハルカ
平塚陽子 坊薗初菜
本田留美
成瀬正太郎 前田司郎
師岡広明

ハイバイ

作・演出  岩井秀人
出演
岩井秀人
永井若葉
坂口辰平
平原テツ
吉田亮
上田遥

師岡広明
金子岳憲


ザ・プーチンズ
街角マチオ 街角マチコ

白兎会
中川幸子 西田麻耶 
坊薗初菜 


ポリスキル
出演・ポリスキル