2011年7月18日月曜日

TUFF STUFF「櫻の園」

TUFF STUFF Presents~季節はずれの桜前線~『櫻の園』(相鉄本多劇場)


これまで映画版、舞台(青山円形劇場ほか)を観てきたが、本作では多少今風なアレンジ、携帯電話や韓流の話題など、が加わっている。ハコやら装置やらの関係で青山より、お嬢様度が下がる印象ではある。志水さん(船越ミユキ)のいい子ぶりにときめく、このひとつかこうへい劇団なのか。さわ氏の演出の舞台をみるのも久しぶりではあった。
▼2011年7月13日(水)~18日(月)
原作:吉田秋生
脚本:じんのひろあき
演出:さわまさし
劇場:横浜・相鉄本多劇場 (神奈川県横浜市西区南幸2丁目1-22)
▼STORY
伝統を生きる私立櫻華学園。この辺りでは有名なお嬢様学校。
今年も満開に咲いた桜の頃。今日は創立記念式典。
この記念式典では、毎年演劇部によって、
アントンチェーホフ作「桜の園」が上演されるならわしとなっていた。

この物語の主人公はその演劇部の高校生たち。
4月14日、まだ新入部員も入る前。まだ学年があがったばかりの2年生と3年生。
本番当日の朝から、幕が開くまでの物語。

恋、家庭、進路…様々な思いをかかえつつも、今日もたわいない会話でおもしろおかしく過ごす女子高生たち。
しかし、ひっそりと、公演の開幕を危うくするような事態が起きていた…

どうしても緊張がぬぐえない主人公ラネフスカヤを演じる予定の倉田知世子。
いっそ公演中止にならないか、と思うほどに煮詰まっていた。
当日になって突然パーマをかけてくる部長の志水由布子。優等生の突然の反乱?目覚め?
そして、前日の夜、喫煙で補導されてしまった杉山紀子。「杉山事件」として噂が広まっていた。
果たして少女たちは、今年の桜を咲かせることができるのか…

精一杯、二度と咲かない今年だけの桜を咲かせようと立ち回る女子高生達の青春群像劇。
▼CAST
船越ミユキ 中島愛里 尾崎ななみ 中川美樹 
熊本野映 加藤茜 於保佐代子 稲川実花 
菅野由奈 神崎れな 神崎ゆうき 広末星奈
舞園れのん 真凛 石塚みづき 白石岬 兼子まりあ
遠藤沙季 岩野未知 柴木丈瑠

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