2012年3月18日日曜日

サイバー∴サイコロジック「掏摸―スリ―」(OFFOFFシアター)

サイバー∴サイコロジック「掏摸―スリ―」(OFFOFFシアター)

原作を読みたくなった、なんとなくかなり忠実に脚本にしてるのではないか。種明かし的なシーンの前までが苦行的な冗長感がもったいない。芝居も平板な感じで、残念。

出演者

白井肉丸(サイバー∴サイコロジック
平平平平(サイバー∴サイコロジック
松澤孝彦(サイバー∴サイコロジック

荒川ユリエル(拘束ピエロ
勝山智世
黒沢佳奈
澤田一輝(ジャスティスプロダクション
定塚ユリカ(アステカダイナマイト)
武子太郎(クロムモリブデン
浜崎仁史
松島やすこ
横田総之
李そじん


スタッフ

原作: 中村文則(河出書房新社刊「掏摸[スリ]」(第4回大江健三郎賞受賞作))
脚本・演出: 松澤孝彦
舞台監督: 土居歩
舞台美術: 坂本遼
音響: 田中亮大
照明: 吉村愛子(Fantasista?ish.
小道具: 白井肉丸、定塚ユリカ
宣伝美術: 南裕子(milieu design
舞台写真撮影: 奥山郁
映像撮影: 木下幸太郎
プリンティングディレクター: 青山功
演出助手: 栗原香、三瓶美菜
当日運営: 塩田友克
制作: 伊崎亜津子
製作: サイバー∴サイコロジック
協力:
(株)トゥインクル・コーポレーション(株)河出書房新社フォセット・コンシェルジュ
ジャスティスプロダクション、アステカダイナマイト、拘束ピエロ、クロムモリブデン、
舞台美術研究工房 六尺堂、milieu design、(株)リトルウイング、Fantasista?ish.

ジェットラグプロデュース「小田急線で会わせに行きます」(ゴールデン街劇場)

ジェットラグプロデュース「小田急線で会わせに行きます」(ゴールデン街劇場)

母親の葬儀で久しぶりに顔を合わせた仲の悪い対照的な姉妹。地味な姉の恋に舞い上がるさまはかわいい(金沢!)。ただ単なるコメディーといっては酷だが、それだけ感があったのはたしか。根本宗子はこんなふつーじゃないだろうとは思った。

作:根本宗子(月刊「根本宗子」)
演出:山崎洋平(江古田のガールズ)
出演:富田麻紗子(aji) 金沢涼恵(クロムモリブデン)
吉田能(PLAT-formance) 佐々木光弘(猫☆魂)
スタッフ:
照明:工藤雅弘(Fantasista?ish) 音響:池田野歩 美術:秋友久実
舞台監督:鳥養友美 宣伝美術:河野文明(題字:イム乃化子)
宣伝写真:関根一秀 宣伝協力:林 弥生 衣装協力:奥村あずさ(aji)
演出助手:荒 弓倫(江古田のガールズ) 制作:ジェットラグ、√ac
ラインプロデューサー:武藤博伸 プロデューサー:阿部敏信
企画・製作:ジェットラグ

スミカ「囁く夜と飴玉のいくつか」(百想(re:tail別館))

スミカ「囁く夜と飴玉のいくつか」(百想(re:tail別館))

午前の公演、主として自然光のみ、曇天ということもあり、やや暗い室内の白主体の衣装が映える。夜とか違うかんじなのだろうか。2人芝居4話、なにがあるわけでもないとりとめもない話といってはなんだが、ここで、日曜の午前、ということで雰囲気が腑に落ちる、というのか。

◎脚本/演出◎
原田 優理子

◎出演者◎
サキ ヒナタ
菅野 貴夫(時間堂)
村上 直子(ホチキス)
園田 裕樹(はらぺこペンギン!)

2012年3月17日土曜日

DULL-COLORED POP「くろねこちゃんとベージュねこちゃん」(アトリエ春風舎)

DULL-COLORED POP「くろねこちゃんとベージュねこちゃん」(アトリエ春風舎)


「人間の最も暗くグロテスクな一面を、あくまでポップに描きたい、僕たちDULL-COLORED POP。」、確かに母親のグロテスクな面が描かれてはいるが、猫(百花猫かわいい)や、男が演じる母なので、重くならず、さらり(でもないか)と描かれている。実はそーとーグロテスクな話ではある。終演後のトークゲスト、小松みちるも本人のダーク話をさらり、さすが劇作家。

作・演出:谷賢一(DULL-COLORED POP)

出演:
東谷英人、大原研二、塚越健一、なかむら凛、堀奈津美、百花亜希、若林えり(以上DULL-COLORED POP)、佐野功

スタッフ:
演出助手:元田暁子(DULL-COLORED POP) 照明:松本大介 美術協力:土岐研一 宣伝美術:山下浩介 宣伝写真:堀奈津美(*rism/DULL-COLORED POP) 制作:鮫島あゆ&グラマラスキャッツ
協力:
青年団、こまばアゴラ劇場、アトラプト・カンパニー、松本デザイン室、(株)ワーサル、ほか











  


2012年3月9日金曜日

セキララ「ヤクルトレディの憂鬱」(ギャラリ LE DECO)

セキララ「ヤクルトレディの憂鬱」(ギャラリ LE DECO)

「インスタント演劇」、通りかかった本物さんが観にきたいといっていて、来なくてよかったとか、いやそういう心配な内容ではある。ラストは、また外に出てハプニング的なものなのだが、うまくいきはまりましたな(タクシーを捕まえられた)。

寺西麻利子 × 帖佐寛徳

2012年3月4日日曜日

あひるなんちゃら「まあまあだったね。」(OFFOFFシアター)

あひるなんちゃら「まあまあだったね。」(OFFOFFシアター)

喫煙禁止になった喫煙室での駄弁ではある。宇宙飛行士役の佐藤がいつもとまったく違う演じ方が異常に面白い(コントでもやらんだろ、こんなには)。たんたんと流れるが隙の無いつくりに感心する。


脚本・演出
関村 俊介

出演
根津 茂尚
関村 俊介

江崎 穣[ハリケーンディスコ]
佐藤 達[劇団桃唄309]
澤 唯[サマカト]
三瓶 大介
永山 智啓[elePHANTMoon]
堀 靖明
三枝 貴志[バジリコFバジオ]
渡辺 裕也

スタッフ
照明:古川睦子 / 音効:星野大輔 / 音楽:綱島慎平 / 舞台にあるもの:コマツバラミワ / WEB:ムー / 宣伝美術:垈 / 写真撮影:たばたまみ / 協力:なんわりなんわり、イマジネイション、株式会社ヘリンボーン / 公式サポーター:日栄洋祐、伯美乃里 / 制作:中川加奈子、塩田友克 / 企画・製作:あひるなんちゃら

2012年3月1日木曜日

KAKUTA「Turning Point」(ザ・スズナリ)

KAKUTA「Turning Point」(ザ・スズナリ)

作家3人演出3人による連作、二人の女性の10代~30代の話である。オープニングはなにか無理やりというか、他の話から浮いている、というかディテールを引き継いでもらえなかったのかちょっと異質(と自分は思ったが)。野沢が大きく前に出る感じがうれしいし、高山・桑原のオーバーキャラも楽しい。過剰なものが適度な味付けに見える、さすがのKAKUTAでした。


キャスト

成清正紀 若狭勝也 大枝佳織 原扶貴子 野澤爽子 
高山奈央子 馬場恒行 佐賀野雅和 ヨウラマキ  桑原裕子

木下智恵
冠仁(円盤ライダー
武藤心平(7%竹
鳥島明(はえぎわ
熊野善啓(劇団チャリT企画
長尾長幸(劇26.25団
前田勝


スタッフ

作:堤泰之・金井博文・桑原裕子
演出:堤泰之・山崎総司・桑原裕子
舞台監督:野口毅
舞台美術:田中敏恵
照明:宮野和夫
音響:島貫聡
選曲:真生
演出助手:田村友佳
演出部:小島木の実
衣装:山崎留里子
宣伝美術:川本裕之
宣伝写真:相川博昭
宣伝ヘアメイク:中西瑞美
Webデザイン:小林タクシー(ZOKKY)
制作:前川裕作・堀口剛
制作助手:四柳ナンシー
企画・製作:K.K.T
The other members:松田昌樹・横山真二
協力

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